食事

太る食べ方、綺麗になる食べ方。

「野菜から食べると痩せる」「はじめにご飯を食べると太る」

そうした話をするつもりはありません。テレビを付けたり、Googleで調べればいくらでもヒットしますし、私はそのような考えを持っていないからです。

順番に食べているのに太ってしまったり、好きな順番に食べているけれど痩せている人はたくさんいます。

定食が出てきたら揚げ物から食べてもいいし、ごはんと一緒に食べてもいい。血糖値の上昇がどうのこうのという話をするつもりもありません。

結論から言えば、好きものを好きな順番で食べればいいのです。

責任転嫁。できない人ほど人のせいにする。

自分のミスを他人に押し付けることは良くないことです。その逆も然り。

同じように、太ってしまった原因を食べ物になすりつける癖をやめましょう。

「米は太る」「パンを食べていたら痩せない」

このように考える癖がついてしまうと「仕事のせいで」「もう歳だから」「寒いから」というような言い訳が出やすくなります。

「ラーメン食べちゃった。太る。」

これも同じです。自分の意思で口にしたものであって、体重が増えてしまったのは食べ物のせいではないはずです。そうした責任逃れをはじめるとキリがありません。

「自分で決めたことは自分で責任を持ち、罪悪感を持たないこと」

これは大切な考え方です。過ぎてしまったことを後悔せず、いかに前向きな方向に考えられるか。ダイエットにおいては特にそれが重要です。

ダイエットの失敗例「炭水化物は太る」という口癖。

「ごはんは太るから食べない」「炭水化物(糖質)は全部抜いている」

どこでも耳にするようなセリフですが、太る食生活の典型的な例だと考えています。

「え、だって炭水化物ばかりとってたから太ったのに」と言いたい気持ちはわかります。しかし、炭水化物のせいにする人ほど食生活が滅茶苦茶だったりします。

米やパン、麺類などの炭水化物は手軽に摂取することができ、その摂りすぎはカロリーオーバーにつながりやすく、結果として太ってしまうことは考えられます。しかし、それは自分が摂り過ぎただけであって、決して炭水化物が太る原因なのではありません。

炭水化物を控える代わりに、たんぱく質が豊富なの摂取量を急激に増やす人がよくいますが、便秘や体臭、肌荒れに悩む女性もでてきます。それらの栄養素も摂り過ぎれば太ります。

たまたまメディアで「炭水化物は太る」と言われるような時代になり、そうした情報を信じてしまう人は、もし「たんぱく質は太る」と言われるようになれば、またコロコロ考えは変わるはずです。

炭水化物はたんぱく質と同じくらい重要であり、特に筋力トレーニングやランニングなどのエネルギーとなるので、必ず摂るようにしましょう。

ダイエットをしているようで贅沢をしている。

これは食べたらダメ。

そうしたダイエットをしている方は多いでしょう。

しかし、そんな贅沢な話はありません。

美味しいものを食べすぎて太った。これはもちろん贅沢な話です。

しかし、世界を見渡せば好きな食べ物どころか充分な栄養さえにとれない人たちがいる中で「あれはダメこれはダメ」と食材を選ぶようなダイエットはさらに贅沢なことだと思っています。

カラダは痩せてもココロは痩せない「後遺症」とは。

ストイックな食事制限でダイエットをした方には必ず『後遺症』が残ります。

「これを食べたら太る病」です。ストイックな食事制限によって体重は減ったかもしれませんが、頭の中は変わっていません。

『夜はお米は抜いている。太るから』『美味しそう、でもパンは太るから』

実際はそんなことはあり得ないのに、ダイエットが終わっても本来の食生活に戻すことができないのです。「また太る」という恐怖感があったり、炭水化物を完全に悪者扱いしてしまっている状態です。

もうそこには食事に対する感謝の気持ちなど存在しません。

ダイエットは感謝の気持ちを持つことが大切。

好きな人と食事をしている時のことを考えるとよいでしょう。

もし相手が「これは太る」「これはカラダによくない」というセリフばかりこぼしていたらどう感じるでしょうか。私ならその夜に別れますが、食事というのは美味しく、そして有り難くいただくものです。

いただきます。

ごちそうさまでした。

美味しかった。

それだけでいいはずです。食事の席にダイエットの話を持ち込むのは無しです。食事は食事、トレーニングはトレーニングできちんと割り切る。「食べちゃったから運動しよう」というのも良くない考え方です。食べたことに罪悪を感じ、運動そのものにやり甲斐を見出せなくなるからです。

「なにを食べたらいいですか?」という質問自体がおかしいのです。誰と付き合ったらいいですか?と同じくらいに。自分が好きな人と付き合えばいい。

食事も同じです。

好きなものを好きな順番で食べていい。もっと自由に考えていいのです。

しかし、節度を持って楽しむこと。

“人を良くする”と書いて「食」という字になる。

 

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浅野 弘樹
浅野 弘樹
全米ストレングス&コンディション協会認定パーソナルトレーナー。米国カリフォルニア州ロサンゼルス、サンタモニカの大学にてパーソナルトレーナーの知識を習得。2012年、東京の表参道に女性専門パーソナルトレーニングスタジオ『BEAUTY & STRENGTH』を設立。「健康美」をテーマとして、女優からモデル、タレントをはじめ、10 〜 60代まで幅広い層の女性の指導をおこなう。