こんにちは。立川の女性専門パーソナルトレーニングジム「BEAUTY & STRENGTH」の浅野です。
「都会暮らしはいいよね、お店はたくさんあるし、みんな綺麗だし」
「田舎暮らしはいいよね。家賃安いし、広いし、ランニングもしやすいし」
都会と田舎、どっちがダイエットに有利なのか?
今回は、このテーマについて考察していきます。
まず、偏見がないように、簡単に自己紹介をさせてください。
私は、20代前半から30歳前半までの、約8年間、東京の表参道に住んでいました。超が付くほどの大都会です。
現在は、地元の国立市に住んでいます。同じ東京でも表参道とは対照的で、とても自然豊かな街であり、少し足を伸ばせば、山にも行けます。
なので、都会暮らしと田舎暮らし、どちらも経験しています。
だからこそ、中立の立場で考えられると思っています。
都会のメリット・デメリット
まず、都会暮らしのメリットとデメリットをまとめてみました。
都会のメリット
- 移動手段が電車だから、よく歩く。
- 自然と美意識が高くなる
- 最新のジムやショップがある
都会のデメリット
- どこに行っても人だらけ
- 人が多いからストレスを抱えやすい
- 家賃にしろ物価にしろなにかと高い、狭い
- 交通量が多く、信号も多い
都会は痩せている人が多い、というのは統計な有名です。
その理由は単純。歩く量が多いから。
会社に行くにも、友達と遊ぶにも、基本は電車移動です。ということは、自宅から駅まで、そして、駅から目的地まで歩かなければなりません。
都会の人からすると、当たり前のこと過ぎて気付かないかもしれません。しかし、歩くのは毎日のことなので、これが積み重なって大きな差となるのです。
また、美意識が高い人が多い。事実、都会に行けば行くほど、綺麗な人は多いです。
女性は、綺麗な人を見ると「ヤバイ、私も磨かなきゃ」という意識が働くため、美に対する意識が自然と高くなります。
しかし、
都会暮らしはストレスを抱えやすいのも事実。
人が多いからです。
ほとんどのストレスの原因は「人」にありますから、人と接する機会が多ければ多いほどストレスは溜まります。
買い物に行くにも、ジムに行くにも、どこに行っても人、人、人。
ただでさえ狭い道で、歩きスマホや歩きタバコをしている人もたくさんいます。
心に余裕がなくピリピリした人も多いので、自分もストレスが溜まり、心に余裕がなくなるという悪循環が起こりやすい。
都会というのは、育ちや環境、出身地が異なる人が密集するので「色んな人」が集まりやすく、それだけ摩擦も生じやすいのです。
ランニングにしても、信号ばかりなのでとても快適とは言えません。
汗だくの状態を人に見られるのも、ランニング初心者の女性にとってはあまり心地の良いものではありませんね。
だから、都会がダイエットに向いているとは一概に言えないのです。
田舎のメリット・デメリット
では、田舎暮らしについて見ていきましょう。
田舎のメリット
- 人が少なくて快適
- 家賃が安い、部屋も広い
- 交通量が少なく、信号も少ない
田舎のデメリット
- 移動手段が車だから、歩かない
- 気をつけないとズボラになる
- 最新のジムやショップがあまりない
都会に比べると、人が少ないのでだいぶ快適です。
ピリピリした人も少ないので、親切で温厚な人が多い。
また、田舎はランニングをするには最高の環境です。道は広いし、大きな公園もあるし、人も少ないので、のびのびと運動することができます。
最悪、寝癖がついたままでも良かったりもします。
それに、都会より家賃が安く、部屋も広いので、自宅にちょっとしたジムスペースなんかも作れたりします。
しかし、
ダイエットに有利に思える田舎ですが、実は、田舎のほうが太っている人が圧倒的に多いんです。なぜでしょうか。
これは、移動手段が「車」だからです。
田舎は、都会のように公共交通機関の利便性が良くありません。電車もバスも1時間に数本だったりします。
どこへ行くにも、Door-to-Doorで車移動なので、カロリーをまったく消費しないことになります。こうした生活を日々送っていると、5年、10年経った時には、まるで別人のように太っていることも不思議ではありません。
外食をした時のことを考えてみましょう。
都会暮らしの場合、外食の後も歩いて帰宅することが多いため、その間にいくらかカロリーを消費します。
しかし、田舎暮らしの場合、お店を出た瞬間から車移動なので、カロリーはほとんど消費されません。ほぼゼロです。
「歩く」という小さな動きの積み重ねが、実はものすごく大きいのです。
また、都会に比べるとコミュニティが狭く、ご近所付き合いもあるので、自分だけ女性らしいファッションを纏っていたり、小綺麗にしていると、「ちょっと男意識し過ぎだよね」「なんか裏がありそうだよね」などと、後ろ指を指されやすかったりします。
ダイエットに有利と思える田舎も、メリットばかりではないのです。
どんな環境も味方にする思考術。
都会暮らしも田舎暮らしも、一長一短だということが分かりました。
隣の芝生は青くみえるものです。
結論を言えば、どっちに住んでいようが関係ありません。
少し厳しく言うと「太る理由を環境のせいにしちゃダメ」です。
都会暮らしの方へ
都会の便利な生活に甘んじないこと。
都会にだって太っている人はたくさんいますよね。
ワイン片手に熟成肉をたらふく食べた後、タクシーで家まで帰るような生活を繰り返していれば、どんどん脂肪は蓄積していきます。
何kmも歩かなければコンビニがない田舎と違って、ちょっと歩けばたどり着くような場所も、車で移動するような生活を繰り返していれば、都会の人間でもブクブクと太っていきます。
都会なら都会ならではの強みをフルに活用してください。
ランチはお洒落なサラダバーに行くもよし、会社帰りに駅前のジムに30分だけ行くもよし。
チャリで移動できるならチャリを活用してください。
「ランニングスポット」も積極的に利用しましょう。東京なら皇居、大阪なら大阪城公園、福岡なら大濠公園といったように、走りやすい場所があるはず。
しかも、そういうとこには「ランニングステーション」があるはず。荷物を預けたり、着替えたり、シャワーを浴びることができます。どんどん利用してください。
自分で考えて、自分で動くこと。脂肪は脳ミソからついていきます。
太るような生活を自分で選ばないことです。
田舎暮らしの方へ
田舎の人も、田舎だからって引け目を感じる必要はありません。
田舎にも綺麗な人はたくさんいます。
そういう人が遺伝的に恵まれているかといえば決してそうではない。
努力してるんです。
車社会だからって、言い訳は通用しません。少し車を走らせればジムがあるはずです。そこできちんと運動してください。
以前、ご紹介しましたが、それが「帳尻を合わせる」という行動です。

それでもジムがないというド田舎でも問題ありません。
ランニングという最強の手段があります。
ジムがないほどの田舎であれば、きっと走る場所はたくさんあるはずです。
むしろ、そういう場所こそダイエットには一番良い。
さっきも触れましたが、都会のように多くの人にすれ違うわけではないので、寝癖で走っても大丈夫。家から出発して、家まで走って帰ってくることがほとんどだと思うので、そのままシャワーを浴びることができるので超ラクです。
しかも、同じ家賃でも、都会に比べると部屋にスペースがあるはずなので、そこにバランスボールやフラットベンチを置いて、ちょっとしたジムスペースをつくれば良いんです。
今の時代、トレーニンググッズなんかAmazonや楽天で買えばいいんです。早ければ次の日に届きますから。
田舎ならではの強みを存分に発揮してください。むしろ、田舎ほどダイエットに適した環境はありません。
私はダイエットはしていませんが、それでも田舎に帰ってから体重を測ったら、1年で3kg減っていました。ランニングがしやすくなったからです。
人間、どんな環境にいても痩せることはできるということ。
頑張ってくださいね。
優秀な人間は、環境に不満を言わない。

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